クラウドで文章を整える音声入力と、Mac上で処理する買い切りの音声入力を比べるイメージ

Typelessは、話した内容をクラウドのAIが整えて入力する音声入力アプリです。2026年11月時点の料金は、週ごとの語数に上限がある無料プランと、Pro(年払いで月$12、月払いで月$30)です。この記事では、料金と日本語で使うときの注意点を整理したうえで、Macだけで使うなら買い切りの代替で足りるのか、どんな人にはTypelessのほうが合うのかをまとめます。

先にお伝えしておくと、代替として紹介するSpeakmacは私たちが作っているアプリです。Typelessが向いているケースもそのまま書きます。

Typelessの料金プラン(2026年11月時点)

2026年11月6日に公式料金ページで確認した内容です。

プラン料金主な内容
Free$0週ごとの語数上限あり、標準の精度
Pro年払いで1メンバーあたり月$12(年$144)、月払いなら月$30語数無制限、精度の向上、混雑時の優先アクセス、デバイス間のクラウド同期、チーム管理
Enterprise個別見積もりSSO、SCIM、監査ログなど組織向けの管理機能
  • 無料プランの語数上限は、公式料金ページには具体的な数字が載っていません。紹介記事によって書かれている語数が違うので、実際の上限はアプリ内の表示で確認してください。
  • 料金は日本語ページでも米ドル表記で、支払いはVisa、Mastercard、American Express、Discoverなどのクレジットカードです。円での請求額は為替とカード会社の手数料で変わります。
  • 月払いと年払いの差が大きいプランです。1年間使うと、月払いは$360、年払いは$144になります。

Typelessでできること

料金ページの機能一覧には、次のような項目が並んでいます。

  • まとまらない話を、整った文章にして入力する
  • 翻訳、AIへの質問(「何でも聞いてください」)
  • 個人用辞書、アプリごとに文体やトーンを変える設定
  • 小さな声でも入力できるウィスパーモード
  • 100以上の言語に対応
  • 対応環境: macOS、Windows、Linux、iOS、Android

データの扱いについては、クラウドにデータを保持しないこと、ユーザーのデータで学習しないこと、履歴はデバイス内に保存することが同じページに書かれています。音声の認識と整形はクラウドで行われるため、音声入力にはインターネット接続が必要です。

日本語で使うときに知っておきたいこと

料金ページでは「100以上の言語に対応」と案内されていて、日本語の公式サイトもあります。日本語の精度は、録音環境や語彙によって変わるので、ふだん書く文章を無料プランで話して確かめるのが確実です。

もう一つは、AIが文章を整えるという設計そのものです。話し言葉を読みやすくしてくれる一方で、発言をそのまま残したい議事録や、言い回しまで自分で決めたい文章では、入力された文章を読み返す前提で使いましょう。

Macで使える買い切りの代替

Typelessはサブスクリプションで、2026年11月6日時点の料金ページに買い切りプランはありません。Macで日本語を入力できれば十分で、毎月の支払いを増やしたくない場合は、Mac上で処理する買い切りアプリが代替になります。

Speakmacは、そうした買い切り型の音声入力アプリです。

  • 料金: $29の買い切り(1台)、2台なら$39。購入後12か月のアップデート付きで、購入したバージョンはその後も使い続けられます。
  • 処理方法: 日本語モデル(約158MB)をダウンロードした後の通常の音声入力は、Mac上で処理されます。音声を外部のサーバに送りません。
  • ネット接続: 通常の音声入力には不要です。ダウンロード、購入、アップデートには必要です。
  • 固有名詞: 人名、社名、プロダクト名はカスタム単語と置換で補正できます。句読点や記号は音声コマンドでも入力できます。
  • 試用: 各Macでアカウントなしで30回まで無料。購入後14日以内なら返金できます。

3年使うと総額はいくら違うか

利用期間Typeless Pro(年払い)Typeless Pro(月払い)Speakmac(1台)
1年$144$360$29
2年$288$720$29
3年$432$1,080$29

Speakmacの$29には12か月分のアップデートが含まれ、2年目以降も買ったバージョンはそのまま使えます。

TypelessとSpeakmacの違い

比較項目TypelessSpeakmac
料金体系無料(週ごとの語数上限)とProのサブスクリプション$29の買い切り(2台$39)
音声の処理場所クラウドMac上
ネット接続音声入力に必要通常の音声入力では不要
文章の整形AIが整理・書き換え・翻訳AIによる書き換えはなし。固有名詞は単語登録と置換で補正
対応環境Mac、Windows、Linux、iOS、AndroidMacのみ(macOS 14以降、Apple Silicon/Intel)
アカウント必要不要

(2026年11月6日時点。Typelessの情報は公式料金ページにもとづきます。)

Typelessのほうが合う人

  • 思いつくまま話した内容を、AIに整理された文章にしてほしい
  • 日本語で話して、英語など別の言語の文章として入力したい
  • iPhone、Android、Windows、Linuxでも同じアプリを使いたい。Speakmacは現在Mac専用です。
  • チームで契約をまとめ、利用状況を管理したい

Speakmacのほうが合う人

  • Macで、Slack、メール、Notion、Cursorなどに日本語を入力できればいい
  • 話した言葉を、AIに書き換えられずにそのまま入力したい
  • 音声をMac上で処理する方法を選びたい
  • 毎月の支払いを増やしたくない

同じクラウド型のアプリと比べたい場合は、Aqua Voiceの料金と買い切りの代替とWispr Flowの料金と日本語対応も参考にしてください。主要アプリをまとめて比べるならMac向け音声入力アプリの選び方をどうぞ。

よくある質問

Typelessは無料で使えますか?

使えます。アカウントを作ると無料プランが適用され、週ごとの語数上限の範囲で使えます。上限の具体的な数は公式料金ページに載っていないので、アプリ内で確認してください。

Typelessの料金は円で払えますか?

料金は日本語ページでも米ドル表記で、クレジットカードで支払います。円での請求額は為替レートとカード会社の手数料によって変わります。

Typelessに買い切りプランはありますか?

2026年11月6日時点の公式料金ページでは、無料、Pro(月払いか年払い)、Enterpriseのみで、買い切りプランは案内されていません。

TypelessはMacでオフラインで使えますか?

音声の認識と整形はクラウドで行われるため、音声入力にはインターネット接続が必要です。ネット接続なしで使いたい場合は、Mac上で処理するアプリが選択肢になります。

Typelessは日本語で使えますか?

公式は100以上の言語に対応するとしていて、日本語の公式サイトもあります。精度は人や環境で変わるので、無料プランで自分の文章を話して確かめるのがおすすめです。